川越 一磨さん 伊作 太一さん

暮らしに刺激を与える

 「リトルロボット(イベントスペース)」は、富士吉田市はもちろん、様々なNPOとの交流を深め「みんなの暮らしを作る場所」として情報を発信していきたいと考えています。具体的には、「子供食堂」などの企画を実施しながら、暮らしの中に刺激を与えるようなものを提案したいと考えています。チルドレンというママさんグループとの活動では、東京の人と実際にコミュニケーションを取りながら、少しずつ連携していくような活動もはじめています。

 現在は、飲食店としての活動が主となっていますが、メインとなる活動は、沢山の人が持っている自由なアイディアを形にする場所にしていきたいなと思っています。「もっといろいろな人がかかわっていくためにはどうしたらいいか」「かかわりやすい形ってなんだろう」と考えているうちにかなりの時間が経過しましたが、ようやく地域の方に少しずつですが認知されるようになってきました。最近では、「あれやりたい」「これやりたい」などの話が沢山持ちかけられるようになり、少しずつですが活動の幅が広がり始めたかなと感じています。

 私たちはリトルロボットの稼働率をあげるためにはどうしたらいいか、またシャッター商店街を活発化させるにはどうしたらいいかと絶えず考えています。パッと解決できるような策はありませんが、少しずつ時間をかけて、10年後20年後に町が元気になっていき、この商店街に少しずつ活気がもどってくればと考えていますね。

 ひばりが丘高校うどん部は、活動テーマが面白いですね。精力的に活動していて尊敬できるなと思います。正直、いつもすごいなと感心しています。実際、部員の子たちと関わってみると、本当に元気でいつも楽しそうな感じがします。たまに、うるさいなと思う時もありますが・・・。ただ、せっかく面白いことをやっているんだから、一人ひとりが活動で学んだことを個人的にでも続けられたら面白いことできると思います。活動を発展させる上でも、もっと振り返ってみるのがいいと思います。部活としてでなく、個人単位でそれぞれ考えて活動したらもっとすごいことになるんじゃないでしょうか。