宮下 せいらさん

本気で取り組む行政レディ

 私は、富士吉田市のまちおこし戦略課で仕事をしています。その中で、市役所の若手職員プロジェクトというものがありまして、そのプロジェクトの一環で「婚活」に関わる活動をしています。現在は、年内に実施される予定の大きい「婚活イベント」に向けて準備をしています。そして、その前段階として「リトルロボット」を活用した若い人たちの交流の場作りをしています。若い人は、地元では思った以上に交流の場がありません。知人の多くが東京などに行ってしまい、地元の友達がいないんですよね。そんな人たちに、少しでも若い人たちのつながりを作ることができたらいいなあと考え、月に1回程度交流会を実施しています。

 人が多過ぎるとあまり話ができないので、最大でも男女8人ずつくらいに制限しています。現在は、20代から30代くらいまでをターゲットにしていますが、ある程度軌道に乗り始めたら40以上、高校生、大学生というようなくくりで交流の場を作るのもいいなと考えています。そして、3月に実施される「婚活イベント」は、出会いの場を提供するとともに、なおかつ移住者を獲得しようというものです。参加対象者は、富士吉田市在住の男性と、県外の女性に設定し、うまくいけば人口増加も狙うっていう感じですかね。大変なこともありますが、それ以上に楽しいのでやりがいがあります。

 ちなみに交流会は、富士吉田地域の方だけじゃなく周辺地域の20代30代だったら誰でも参加できますので、色んな方に参加してもらいたいですね。LINEの交流アカウントがあるので、そこに登録してもらえればいいだけですよ。まだ3回しか実施していませんが、カップルになっている人たちもいますので、気軽に来てもらえれば嬉しいです。

 うどん部の皆さんは活動的ですよね。いつもなにかのイベントにいるイメージです。そうやって地域の人たちと関わっていっている子たちが増えていくのは、市としてはベストだなと思うんですよ。私はこの年代の子たちが地域のことに関わるなんて、今後の大きな財産になると思っていますよ。本人たちがどう思っているかわかんないですけど、このまま頑張って活動を続けて欲しいと思います。